プルリルというポケモンについての都市伝説です。
プルリルには可愛らしい外見とは裏腹に怖い噂があります…。
プルリルの基本情報
プルリルは水・ゴーストタイプを合わせ持つポケモンで、分類は「ふゆうポケモン」です。
第5世代であるBW(ブラック・ホワイト)から登場しています。
レベル40にまで成長するとブルンゲルへと進化します。
名前の由来は、引っ張るという意味のpull(プル)+洋服の装飾に施されるfrill(フリル)と推測されています。
ポケモンはオスとメスとで姿が多少違いますが、プルリルはオスが水色、メスがピンクと、性別によって色の違いがはっきりとしています。
プルリルの都市伝説
プルリルの都市伝説とは、水子(胎児の霊)が元ネタになっているんじゃないかというものです。
水子とは、流産や人工妊娠中絶により死亡した胎児のことを指す言葉です。
それでは、その理由を解説していきます。
ふゆうポケモンであること
クラゲのような姿をしていて、水タイプということもあり、一見するとモチーフはクラゲに見えますよね。
しかし、プルリルの分類は「ふゆうポケモン」です。
水中に住んでいるポケモンがふゆうポケモンというのはしっくり来ませんよね。
これはプルリルが浮遊霊であることを示しているとされています。
ゴーストタイプであるということ
プルリルのタイプは水・ゴーストです。
クラゲだとすればゴーストタイプが入っているのは少し違和感を感じませんか…?
見た目が異質
クラゲならば特徴となるのは触手が生えているのが普通だと思います。
しかし、プルリルに生えているのは触手というよりも手足のように見えます。
これはクラゲポケモンのドククラゲと比べていただければ分かるかと思います。
また、オスとメスとではっきりと見た目に違いがあります。
普通のポケモンの雌雄の違いは、例えば尻尾の形が一部丸かったりなど見比べれば分かる程度です。
プルリルの場合は、オスの色が水色、メスの色がピンクと違いが明確に表れています。
これは、男の子の霊と女の子の霊でそれぞれ性別にあった色で区別しているということではないでしょうか?
また、頭が体に比べて大きいのは胎児が頭部の方が発達していることからと考えることができます。
特性「のろわれボディ」
プルリルの特性は「のろわれボディ」というものです。
バトルでは攻撃してきた相手の技を3割の確率で封じ込めるという能力があります。
これは、この世に生まれてこれなかった呪いを示しているとされています。
恐ろしい図鑑説明文
ベールのような手足を巻きつけ痺れさせると8000メートルの深海に連れこんで殺すのだ。(BW2)
図鑑説明文の中には恐ろしい内容のポケモンも数多く存在しますが、プルリルの説明文はトップクラスの内容です。
卵グループが「不定形」
卵グループというのは、いわゆる種族を表すもので、同じグループのポケモン同士を育て屋に預けることでタマゴが生まれます。
プルリルの卵グループは不定形となっています。
不定形は、主にゴーストタイプや流動形のポケモン(ベトベター、マグマッグなど)が所属するグループです。
ゴーストタイプであるプルリルが不定形に所属しているのは不自然ではないのですが、水タイプのポケモンは基本的に水中グループに属します。
卵グループは2つ掛け持つポケモンもいるのですが、プルリルは不定形にしか属していません。
つまりこれはクラゲではないこと(生物ではない)を証明しているということになります。
クラゲのような姿をしている理由とは
モチーフが水子であるならば、何故クラゲに似た姿をしているのでしょうか?
実はそれには理由があります。
まず、クラゲと赤子には体のほとんどが水分で出来ているという共通点があります。
そして、クラゲを漢字で書くと「海月」もしくは「水母」になります。
月という言葉は臨月、母という言葉はその字の通り母親や赤子に関連付くのです。
そのことからプルリルはクラゲに似た体をしていると考えられます。
あとがき
公式ではないにしろ、図鑑説明文といい、恐ろしいポケモンです。
また、プルリルが出現するイッシュ地方を縦にすると胎児のような形になっているというのも関係しているのかも知れません…。
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